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インド学を学ぶ院生(だった人)が日々の出来事を書く日記です。ちなみに、インドに行ったことはありません。
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今日はずっとんでいました(;´∀`)

昨日に引き続き『裸のランチ』と

新たに『スロー・ラーナー』です。

飽くまでレポートのためなので

なかなかゆっくり出来ないのですが。

一度に二週間分はきついですね(;´Д`)







『スロー・~』はトマス・ピンチョンの初期の短編集で

彼自身が序文で作品を厳しく批評しています。

若かりし頃の

創作態度の安易さ、未熟さについて。

なかなか「カワユイ」ですね。

訳文なのでニュアンスに若干の違いはあるでしょうが

序文を読んで思わず微笑んでしまいました(*´∀`)







まだ一つ目の短編を読み終えたばかりですが

飾り気がない文章に好感を持ちました。

わりと新しい時代の作家だからでしょうか。

会話も馴染みやすく、比較的楽に読めます。

大事なのは文体よりも

むしろ内容のほうですが。






それにしても

授業を通じて未知の世界に触れられるのは

とても素晴らしいことですね。

私はインド哲学専攻である上に

米文学を避けていたので、

あるいは偏見を持ったままSkt.文献に埋もれていたかも知れません。

単なる米国への苦手意識からですが(;´∀`)






たまたま選んだ授業が米文学

たまたま(むしろ知らずに)週に一度のレポート提出が課されて

その課題が週一冊ので。

もちろん楽ではありませんが、

強制という形ではあれ未知の文学を知る機会を与えられたことは

本当に有難いことだと思います。

他の授業でもそうですが

与えられた機会を逃さないようにしたいですね。

仏文学も英語学も、哲学も。







でも「能」は・・・(;´Д`)

あとシェークスピアの朗読は・・・

ごめんなさい。








これからレポートを書きます。

夜にずれこんだのは

あのゲテモノのせいです。

たぶん。






変な手術ばっかりやん。

あ"-(;_ _)φ
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はじめまして
インド哲学というとスピヴァクを思い出すんですが、現代思想ではなく根深いほうのインド哲学でしょうか?米文学はなんといっても、カートヴォガネットが好きです。
izabella URL 2006 . 11 . 13(Mon)18:26:48 編集
無題
<izabellaさん
私の所属する研究室では、主にヴェーダ文献、パーリ語仏教文献(マハーヴァッガ等)、チベット語仏教文献の研究が主です。対象言語学的なことも少しやります。
つまり仏教学と古代インド思想研究が主な中身なのです。
スピヴァクは我々のいう「インド哲学」とは別分野の、むしろアメリカの現代思想のほうですよね。
デリダの英訳もなさったそうで。
とはいえ我々の研究には数多の現代哲学者の思想が不可欠(ショーペンハウアー等)ですし、スピヴァクにもいずれ辿り着くかも知れません。

カートヴォガネットは最近の作家のようですが・・・残念ながら読んだことはありません。
自発的に読む機会も与えられず(;´Д`)
というのは言い訳にすぎませんね。
ビート世代には嫌でも触れざるを得ないのですが。
教授の専門性がいかに生徒に影響するか、よくわかりますね。

長くなりましたが、私はまだまだ未熟であると改めて感じました。修行します。
utata 2006 . 11 . 13(Mon)23:05:35 編集
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