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主体と客体との緊張関係ですか。
ボードレールの講義を取っているのですが
さすがに深いですね(;´∀`)
『われとわが身を罰するもの』には
自己を客体化し
「自己観察の病に罹って治らぬもの」の姿が描かれています。
「私は傷口であって同時にナイフである」
なるほど。
サディズムとマゾヒズムの共存ですね(*-_-)
自分を観察の対象として客体化することは
時として自らを底なしの深淵に引きずりこんでしまいます。
自分の体にぴったりくっついて
自分の目を精神の目として保てれば楽なのですが。
或るとき唐突に精神が体から遊離して
天井から見下ろすように自分を見つめます。
それは一瞬のできごとなので
語りや身振りは何の前触れもなしに硬直してしまいます。
「自分」の滑稽さを見出して
「自分」を非難するのは観察者としての自分です。
しかし観察する自分は観察される「自分」の愚かさをも備えていることに気付いているので
自分は二重の苦しみを感じざるを得ないのです。
私は凡人なので
天才詩人の苦悩を理解するなどおこがましいことに違いありません。
でも
この問題からは一生逃れられないのだと思います。
むしろその苦しみを享受するような
傷口をナイフでえぐり続けるような
そんなことを一生繰り返すのでしょう。
平静な顔の裏で
分裂し揺れ続ける自我。
まぁどれだけ分裂しても
自分の代わりにレポートなんて書いてくれないんですけど(⊃Д`)。
思考はマトリョーシカだ・・・
限りない入れ子構造だ・・・
パカって開けたら単位が入っ(*´∀`)
てるわけないやん。
4回生になれたら友達100人作りたいと思います。
よろしくお願いします。
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candra_utataにコメントする