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インド学を学ぶ院生(だった人)が日々の出来事を書く日記です。ちなみに、インドに行ったことはありません。
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一体何なんだこれは。

稽古は休ませてもらった。

今朝、最も分別のありそうな仲間に

電話で事情を説明。

果たしてどこまで理解してくれたのだろう。

いやそもそも他人に理解を求めること自体不可能な話で。

「頭の中で音がする」だの

「意識が飛ぶ」だの

「体中が痺れる」だの

「フラッシュをたいたような光が」だの

誰が信じるというのか。







もうあれだ。

「狼少年」だ。






嘘なんて吐いていない。

私は事実を話しているだけなのだが

どうも信じてもらえない。

信憑性が無いからか。

では信憑性とは何に由来するのか。

一体この世界の誰が

他人の痛みを自らの痛みとして経験することが可能だというのか。

自らの経験をもとに他人の経験を再構成することは容易だ。

しかしそれは飽くまで自分自身の経験でしかなく、

記憶の断片を寄せ集めただけの模擬的な「他者の痛み」に過ぎない。






いかにも「私辛いです」と顔全体で表現して

今にも泣き出さんばかりに弱弱しく懇願すればよいのか。

死にそうなんです。

助けてください。

許してください。






それこそ喜劇ではないか。





極端な悲劇はもはや喜劇である。

私のこの状態も

漫画にすれば二流の出来にはなり得よう。

内科医は「よくいますから、こういう人」と笑い

精神科医は「一体何でしょうね」と微笑んだ。

馬鹿言え。

精神安定剤を出せば済むと思うな。

精神が不安定なら薬を出せば済むと思うな。






しかしこの怒りは無意味なもので

結局のところ「ストレス」の根本を明確にし

それを克服することは患者自らの責任なのだ。

医者はその手助けをするだけ。

だから考えた。

A4一枚ほどの思索。

文章だけはショーペンハウアー並だ。

わかるようなわからないような、わかるような。

しかしショーペンハウアーとの違いは

・・・・・・・・・もうやめにしよう。






ベッドから起き上がろうとすれば

めまいが邪魔をする。

眠ろうとすれば

金縛りが妨げる。

睡眠と覚醒との曖昧な境界。

性的行為への耽溺は

もはやどちらで行われたのか

知る術もない。






「死ぬ」と繰り返していれば

やがて誰も耳を貸さなくなるだろう。

だからもう言わない。

多分私は死なない。

恐らく死にはしないだろうが









誰も信じなくていい。

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