風邪薬の罠。

処方された総合感冒薬を飲んだら気を失ったがごとくに眠りこみ、
おまけに変な夢まで見ました。
薬なんて嫌いだ・・・

で、起きている間
坂口安吾の『勉強記』を読みました。
サンスクリット語の勉強ってのはまさしくこれに書いてあるとおり、
1つのスポーツですよ、辞書との格闘技です。
ある語を辞書で調べようにも
サンスクリット語の動詞・名詞等にはびっくりするほど活用（名詞の場合は曲用）形があるので、
ある程度知識を持ってからでないと
本文中の形から原形を割り出すことすら不可能。
当然辞書もロクに引けません。
だから勉強し始めは一つの語に2時間掛けるなんてザラなんです
（そういう場合は意地にならずとっとと邦訳を見ましょうorz）。
辞書の字は細かい上に見出し語がデーヴァナーガリー表記だったりするので
目は霞んでくるわ意識はぼんやりしてくるわ・・・
で、そんなおなかいっぱいな状態だと段々
実際には内容を理解できていないのに「理解できた気になる」という恐ろしい事態に発展するわけです。
あー、なんかよう分からんけど勉強したなぁヽ（*´ー｀）ﾉみたいな。
私自身にも身に覚えがあったりなかったりね（恥）
まぁ、作品の趣旨には関係ないことですが・・・

去年の今頃はせっせと研究してたのに、
体調崩して文献も読めないとは情けないなぁ。
早く復活したい・・・



Qomolangma Tomato。
社会こうけぇぇん！！
・・・すみませんできてませんorz