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インド学を学ぶ院生(だった人)が日々の出来事を書く日記です。ちなみに、インドに行ったことはありません。
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修士論文の口頭試問が終わりました。
で、観たかった映画をやっと鑑賞。
「善き人のためのソナタ」と「わが教え子、ヒトラー」です。

まずは、これ。
「善き人のためのソナタ」(2006年ドイツ)
ウルリッヒ・ミューエ(Ulrich Mühe)主演。

あらすじ:
東ドイツの国家保安省局員(主人公)が、
反体制の疑いのある劇作家を監視(盗聴)することになった。
劇作家は女優と同棲し、
思想を同じくする同業者らと交流する。
はじめは私情を排し彼の監視に徹する主人公だが、
徐々に監視対象に同情を抱き始める。

(以下、ネタバレあり。)

感想:
・ドイツ人女性ってグラマーですね。
・というのは置いといて。
 とにかく主役のウルリッヒ・ミューエがいい!
 ただ、彼が劇作家らに情けを感じ始めるタイミングが唐突ではないかと。
 あの曲を聴いただけでああなるかな・・・確かにキレイな曲だけど。
・最後のシーンは面白いと思った。言葉の遣い方が。


あと、これ。
「わが教え子、ヒトラー」(2007年ドイツ)

あらすじ:
第二次大戦末期、ベルリンでのヒトラーの年始演説が企画された。
その模様を撮影して全国で放映し、国民の戦意を高揚するためである。
しかし、当のヒトラーは体調不良で声も出せず、演説できる状況にない。
そこで、宣伝大臣は元俳優のユダヤ人教授(主人公)を
ヒトラーの演説指導役に抜擢した。
彼は発声訓練などを経てヒトラーの信頼を得ていくが、
陰ではナチス側の企みが動き出していた。

(以下、ネタバレあり。)

感想:
・ヒトラー、似てない。
・冒頭の、廃墟を車で走るシーン。
 背景が「いかにも合成」で、変な気分。
・いくらフィクションとは言え、
 ヒトラーがああも簡単にユダヤ人に心を開くかなぁ、と。
 (あんなキル・ビル風の変なジャージを
 「着ろ」と言われて素直に着る総統なのか?知らんけど。)
 主人公だって、自分ら(ユダヤ人)の敵が実は「脆い心の持ち主」と知ったくらいで、
 凶器を持った手を引っ込めるんだろうか。
 最初から最後まで疑問だらけだった。
・でも、ウルリッヒ・ミューエはいい。
 

2作を通じて思ったのは
「ウルリッヒ・ミューエはいい役者だ」ということ。
2007年に57歳で亡くなったそうで、惜しいことです。


口頭試問(=最終試験)の後は研究概要の提出だ。
なかなか遊べない・・・


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