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インド学を学ぶ院生(だった人)が日々の出来事を書く日記です。ちなみに、インドに行ったことはありません。
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道路では数人の男性が叫んでいました。

肩に何かを担いで

傍のトラックには祠のようなものが載っていました。

見守る人々の前を

私は通り過ぎました。

何の感慨も無く。





この町に来て

もう四年が経ちました。

私はいつまでも

strangerのままです。






ゴミの出し方に難癖をつける老人。

無愛想な隣人。

叫ぶノイローゼ夫婦。

泣くふりをする子供。

いまだ愛せそうにないものが

飽きるほどあります。





それでもここを離れないのは

多分距離が欲しいからでしょう。

近付きたくない。

いざとなれば逃げ込める

私だけの、侵されない場所が欲しい。

距離は縮まりません。

これからもずっと

穴は開いたままなのです。






自ら消え行く子供には

白い菊の花束を。

家族にさえstrangerである辛さを

顧みられますように。





次はどうか生きてください。

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有意義な日でした。

寝坊して二時限目の語学に出られず

三時限目にも遅刻した惨憺たる始まりだったのですが(;´Д`)

あの先生に出会ったのです。

かの有名な

あの先生に。





色々なところでコラムは読んでいました。

雑誌の記事も読みました。

入学式での祝辞はあまり上手ではなかったのですが

結局は学者然とした方なのだろうなと

勝手に想像していました。





ところが。

何と形容したらいいのでしょう。

あの方は

「愛」です。

我々学生に人間として向き合い

人間として語りかけて下さるような

そんな方だと思います。





今まで受けた授業の中で

これほど感銘を受けたものはありません。

人生は偶然の「出会い」によって

紆余曲折していくこと。

「自分」というを取り払うこと。

人は自ら選ぶ権利を持ちながら

他者からの選択によって人生を歩むということ。

一見誰でも知っているようなことが

こんなにも精神に染み透るのは何故でしょう。





この学校に入ってよかった(つ∀`)。

こんな素晴らしい先生のいる場所に選ばれたことが

本当にありがたく思えます。

先生、好きです。

しています(by某友人)。






専攻間違えたって(つД`)。
新発売のLarkはスースーしすぎです(;´Д`)

ミント100%はいいのですが

ちょっとね。

やっぱりHi-liteのラムメンソールが一番です。

女の子ならかわいいの吸いなよ

なんて

知りません(*´∀`)y~





たくさん本を買いました。

まずは『白痴/ドストエフスキー』の下巻

そして『夢十夜/夏目漱石

最後は『いじめの時間/江國香織等』。

先日あろうことか

『存在の耐えられない軽さ』を電車に忘れてしまい

意気消沈の衝動買いなのです。






いじめられていました。

小学4,5年の頃です。

裸のまま掃除用具入れに入れられ

箒で外から叩かれたり

地下室に閉じ込められたり

いろいろ。

死のうかとも思いましたが

祖母の言葉に思いとどまりました。

勉強でやり返しなさい。

それから私は

二度と彼らが私の前を歩けなくなるくらい

偉くなってやろうと勉強に励みました。






その結果がいまです。

ちょっとは名の通った学校に受かったものの

燃え尽きて精神病患者になりました。

思い込みでここまで来てしまいましたが

もう後には戻れませんから。

彼らのことは死んでも忘れないけれど

少し憐れに思います。





精一杯の自己主張だったのですね。

かわいそうに。

私をここまで歪めてくれて

ありがとう。





どんどん読みますよ。

公爵はどんな最後を迎えるのでしょう。

楽しみです。
借りました(*´∀`)

The Backhornの『ヘッドフォンチルドレン』です。

いいですね。

この壊れ方。

運命複雑骨折

なんてステキな言葉なのでしょう。

抗欝剤をもっとくれ 不安でしょうがない


どこで間違ったのでしょうね。

骨は粉々です。






誰が私を待っているのか

誰も待ってはいないのか

いっそすぐに答えてください。

要らないならそれでいい。

ただし私は消えない。

要らないからこそ生きるのでしょう。

必要な人間などいないし

この世は惰性で回り続けているだけ。

私はそれに乗って死ぬまで踊り続けるのです。

誰だってきっと

それだけのことなのです。





自分を探すのは

あまりにも馬鹿馬鹿しくて無意味な行為です。

でも人生そのものが意味の無い営みなら

馬鹿になったほうが楽になれるのでしょう。

否定でも肯定でもなく

単純な事実の羅列。

再構成できるのは

ただ死だけ。






この音楽が好きです。
奇妙なほど精神が安定しています。

何かが抜けたような気がします。






私の中には子供がいます。

その子にはちゃんと名前があって

混乱したときに話しかけてきます。

彼女は五歳くらいの女の子で

姿は見えないのですが

ちゃんと生きているようです。





先日、私はその子を眠らせました。

文章という形で。

彼女は駅で待っていました。

そして、消えました。

私が消したのです。

彼女はものを言わなくなりました。





彼女は私の体を借りて

心無いことをしつづけました。

20歳の私は背後から

何をしているのと傍観していました。

でも、もう限界でした。

彼女をこのまま暴れさせておくことは

体の持ち主である私にとって

社会的な圧迫の甘受を意味しました。





だから、眠らせました。





いつまた目を覚ますかはわかりません。

けれど、私である私は

この間に失ったものを取り戻す必要があります。

まだ起きないで下さい。

私がちゃんと生きていられるように。





まだ死にません。
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